2019 親鸞聖人報恩講法要

2019年11月24日(日)

親鸞聖人を偲び、慕い、その出遇いをよろこび

勤められる報恩講法要。

今年も無事に勤められることができました。

午前は60名ほどでしょうか、

午後は20名ほどの方がお参りくださり、

御講師 村上拓先生のお話にをお聴聞させて頂きました。



お聴聞くださったみなさまにお話を伺うと、

村上先生のお話は、難しい言葉もなく、

実体験を織り交ぜながら、とてもやさしく(優しい&易しい)、

そして、楽しく、時にはホロっと。

みなさま、とても喜んでくださっていました。

ありがたいことです。南無阿弥陀仏

 

ただ、私はこの日はお葬儀もあり、

先生のお話を聞かせて頂く事ができませんでした。

法要とお葬儀の御当家と往ったり来たりになってしまい、

どちらにも申し訳ないことでした。

ただ、どちらも精一杯勤めさせて頂きました。

南無阿弥陀仏

 

西覚寺、年内の法要は報恩講まで。

次の法要は来年、3月のお彼岸です。

南無阿弥陀仏

親鸞聖人報恩講法要

この時期になりますと、
全国の浄土真宗のお寺では
どこも「報恩講」を勤めます。

西覚寺では、11月24日(日)
親鸞聖人報恩講法要」を勤修致します。

お勤めは正信念仏偈作法

報恩講とは、
浄土真宗の教えを開き、私たちが救われる道、
阿弥陀さまのお救いを説いてくださった、
浄土真宗の宗祖「親鸞聖人」のご苦労を偲び、
親鸞聖人の御命日をご縁に営まれる法要です。

南無阿弥陀仏」の教えを残してくださった、
親鸞聖人のご恩に感謝し、
阿弥陀さまのお心を仰ぎつつ、
お念仏申す人生を歩むのが、
私たち浄土真宗ですので、
その親鸞聖人の報恩講は、私たち門徒にとって、
とても大切な法要です。

御伝鈔の拝読

当日のご法話は
神奈川県から村上拓(弘樹)師をお招きします。
村上先生は、
住職の連れ合いと仏教学院時代の同級生。
今は神奈川県で布教所を開かれ活躍されていますが、
生まれは関西。
その軽妙な語り口で楽しくお話してくださいます。
ぜひ、お聴聞させて頂きましょう。

報恩講の詳細は以下の通りです。


【報恩講法要】

日にち     11月24日(日)

<一座目>   10:30~

        正信念仏偈作法
        御伝鈔(上巻第八段・下巻第一段)拝読
        ご法話
        恩徳讃唱和

<二座目>   13:30~

        正信偈草譜 六首引き
        御伝鈔(上巻第八段・下巻第一段)拝読
        法話
        恩徳讃唱和

法話講師    神奈川県 村上 拓(弘樹) 師

※【御伝鈔】とは
・親鸞聖人のご生涯の中の事蹟がまとめられたものです。
・上八段・下七段の二巻十五段で書かれています。
・なお、今年拝読しますのは
  上巻八段 入西鑑察
  下巻一段 師資遷謫 です。


なお、駐車場には限りがございますので、
あらかじめご了承ください

(住職)

認知症サポーター

先月末のことですが、

市の福祉協議会が主催していた

認知症サポーター養成講座に参加してきました。

他人事のように思いつつ、実はとても身近なこと

”病気”なんだけれども、なかなかそう割り切れない。

だからこそ、悩ましく難しいことなのかもしれません

お参りをさせて頂く中でも、

認知症の方を支えつつ、悩まれているご家族のお話を

聞かせて頂く事もありました。

何も知らずのに「ふんふん」と「そうなんですね」と

相槌をうっているよりも

自分で少しでも認知症のことを知ろう、

そう思い、今回受講させて頂きました。

受講したことで、

私に何かできる能力が備わったわけではありませんが、

知ることで、”何かできることがあるかもしれない”

そう思えるようになった気がします。

”マンパワーが必要です。”

講師の方は最後にそう教えてくださいました。

市の高齢福祉課の職員の方に相談したところ、

出張での講座も開いてくださるそうなので、

ご門徒の方向けに。まずは婦人会で。

改めて、市役所の方に相談に行こうと思います。

(参考)

認知症ねっと 「認知症を知る」