お寺でお葬儀~南無阿弥陀仏~

先月のある友引の日、

ご近所の方のお葬儀を

西覚寺の本堂にて勤めました。

  

近くにご親族もいないため、

亡くなった方のこどもやお孫さん、曾孫さんたちだけで

お勤めになられました。

いわゆる、「家族葬」というものでしょう。

  

通夜、葬儀、還骨初七日、と、

もちろん貸切ですので、だれに邪魔されることなく、

だれに気を遣うこともなく、

とても温かな時間に立ち会わせていただきました。

  

「アットホームな時間を過ごすことができました。」  

「阿弥陀如来様の懐に抱かれ、故人もさぞかし満足かと思われます。」と

ご家族の方も仰ってくださり、ありがたく尊いことでした。

  

葬儀場とは違い、

本堂の御本尊の尊前、というのはまた趣きが全く違いますね。

西覚寺では、今でも年一回程度ですが、

本堂で葬儀を執り行っています。(葬儀社さんのお力はお借りします)

  

あと、

「友引」の日にお葬儀をしてもいいんですよ。

阿弥陀如来さまの

「私が救う、我に任せよ」の仰せを聞き受け生きる私たちには、

日の吉凶などは問題とならないのです。

  

南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏