布教に行ってきました。

9月26日(土)・27日(日)

三重県津市の光蓮寺さまへ

 『秋のお彼岸・永代経法要』でのご法話のご縁を賜り、出向して参りました。昨年の秋に「本願寺派布教使」の資格を頂いて以来、他のお寺さまでのご法話のご縁は今回が初めてでした。

 光蓮寺さまの副住職さまは、私が中央仏教学院に在学中からの知人で、そのご縁を慮ってくださり、声をかけてくださいました。

 案の定、初日の一席目はかなり緊張しましたが、お参りにみえている方の温かな雰囲気に助けてもらいながら、用意していた法話はちゃんとお話をさせて頂く事ができました。二席目以降、二日目とその流れに乗り、頂いたお役目は全うさせて頂けたかと思います。

 こういったご法座の場は、話し手の力量だけでなく、「聞き手の姿勢」の両方あって成り立つものなのだなと、改めて感じました。

 聞き手の方々が、「うんうん」と頷き、こちらに目を向け耳を傾けてくださることで、私のような未熟な話し手であっても、その場を成り立たせることができる。

 そんな風に「ああ、ありがたいなぁ。光蓮寺さまのご門徒の方々にお育て頂いたなぁ。光蓮寺さまのご本尊さまにお育て頂いたなぁ。」としみじみ感じながら帰ってきました。

 今回お育て頂いたことを無駄にしないためにも、また研鑽、勉強しなければ、と心を改めさせて頂きました。

なお、

12月8日(火) 午後

本願寺名古屋別院(西別院)にて『布教使研鑽法座』のご縁を頂きました。

40分程の法話をさせて頂きます。精一杯勤めてまいります。

秋季彼岸会、総永代経法要

2020年9月22日(火・祝)

午前、午後ともに

秋季彼岸会ならびに総永代経法要を勤めることができました。

午前、午後合わせて、延べ約70名の方がお参り下さいました。

尊いことです、ありがたいことです。

 

感染症対策のため、勤行(読経)は短くし、

お斎のふるまいはなし。

ご法話は通常と同じようして頂きました。

ご法話では、

私も連れ合いも中央仏教学院時代にお世話になった

相愛大学の佐々木隆晃先生をお招きしました。

「とてもわかりやすくお話を聞かせて頂けた」と

ご門徒さまもみな喜んで下さり、とてもありがたいことでした。

ただ、心残りは、

私自身がゆっくりお話を聞かせて頂く時間がなかったこと…

これからも、まだしばらくは

コロナ対策を考慮しつつ、手探りながらに

法要を勤めていくことになりそうですが、

それでも、仏さまのおみのり(お法)を聞かせて頂く

大切な聞法(もんぼう)の場です。

これからも引き続き、法要は勤めていくつもりです。

 

次回の法要は11月29日(日)

親鸞聖人様、報恩講法要です。