報恩講が勤まりました

境内のイチョウも黄色く色づき、
今年も報恩講の法要をお勤めさせて頂きました。
雨の降る中でしたが、たくさんの方がお参り下さいました。

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正信偈の読経に続き、若院の御伝鈔拝読。
古くからの慣習にならい、薄暗い灯りの中、
親鸞聖人のご在世のころに思いをめぐらしながら
聞かせて頂きました。

ご法話のご講師には、
大阪から宇野一教師にはるばるお越し頂きました。

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親鸞聖人のご遺徳を偲ぶには、
阿弥陀さまのお話を聞かせて頂く事とお示し下さり、
阿弥陀さまの深いお慈悲、阿弥陀さまの一生懸命を、
やさしくたのしくあたたかくお話下さいました。

宇野師と私は、京都の仏教学院で同じ年に学ばせて頂き、
大変お世話になったおひとりです。
念願かなって自坊の法要にご出講をお願いする事ができました!
そして何より心に染みるご法話がありがたくうれしく・・・。

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お斎(お食事)もご門徒の方々がお手伝いして下さって、
美味しく味付けして頂きました。
今回は前々日からもお力をかして頂いたりと、
何かと気にかけて頂き、いつも本当に助かっています!
ありがとうございます!!

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(前日に大根を炊いているところ)

報恩講を終えると、いよいよ年末だなあと感じます。
今年も無事にすべての法要をお勤めする事ができました。
お参り下さる方あってのお寺でございます。
来年もおひとりでも多くの方にご参拝頂けるよう
つとめてまいりたいと思います。

(若坊守)